今年度、新たな取り組みとして、とくぎんトモニプラザ 青少年センターさんとコラボしてきた、eスポーツ企画。

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SOUでは、事業所プログラムのなかにeスポーツを組み込むことで、こどもたちのやってみたい！をうまく活かしながら、「取り組む姿勢」「思考の切り替え」「仲間を応援する気持ち」に注目しています。

松茂の放課後等デイサービス「ナチュラルキッズ」さんと合同企画

SOUが取り入れてきたeスポーツ企画に興味を持ってくれたのは、運動会企画での事業所交流はもちろん、企業同士の関わりも多い板野郡松茂町のナチュラルキッズさん。

事業所スタッフも成長できる工夫を！

これまでの経験から、初めて体験するナチュラルキッズさんの子どもたちにもスムーズに参加してもらえるようSOU内部で最終ミーティング。そのなかで、新たな切り口として、事業所ごとの「特別賞」を設けよう！と新しいアイディアが飛び出しました。

「ゲームで優勝できるのも嬉しいけど、療育の視点から『取り組み姿勢や様子』をしっかり見てあげる工夫を取り入れることで、スタッフも意識が変わるはず！」と管理者の浅野先生。

「スタッフの学び」は、子どもたちの成長に大きく直結しているという、創業当時からの変わらない思いが詰まった提案でした。

さぁ行こう！夏の暑い日も、安心して楽しめるトモニプラザ「eスタジオ」

子どもたちだけでなく、スタッフのスキルアップにつながる「特別賞」が加わったeスポーツ企画は、お盆前に開催しました。

「スタッフの成長」の種を蒔く

特別賞で目的にしたのは次のふたつでした。

①自施設の児童ではなく、相手の事業所の児童を表彰するというスタイルにして、スタッフの目線を変える訓練につなげること。
②普段接することのない利用児童に目を向けることで、スタッフ自身の気付きを増やすこと。

このふたつをナチュラルキッズさんの先生たちとも最終確認。

「え！ぼくが！？」の喜びの表情は格別でした

これまで通り優勝者には大きな景品をプレゼントし、その後、サプライズで「特別賞」の表彰があることを発表しました。すると、子どもたちはザワザワ・・・・

自分はどんな姿勢で取り組んだかな？どんな態度だったかな？

自分のことを「振り返る」、セルフフィードバックの時間を設けつつ、、、、いざ、表彰！！

表彰状では
「まわりを応援できていたで賞」
「姿勢よく取り組めていたで賞」など、積極的な姿勢や前向きな気持ちに着目した内容が並びました。

表彰者の名前を呼ぶと、「え！まさかぼくが！？」と驚きながらも嬉しそうに前に出てくる子どもたちの表情は、とても印象的でした。

スポーツは自分との闘い。eスポーツもまさに、自分との闘いです。

そしてこれは、「勝つための戦略を考える思考」「負けたときの立ち上がり方」。どちらも生きる力に直結するものです。

SOUではこれからも新しい切り口で、子どもたちが社会に出たときに必要な力を、楽しみながら伸ばせる企画にどんどんチャレンジしていきます。

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ぜひ一度事業所見学にお越しくださいね。