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トモデココの療育が広がっていく予感
富樫顧問による研修会開催
6月22日、アスティ徳島では、トモデココの冨樫敏彦・顧問による県主催の研修会が開催されました。
県内各地の子育て支援事業所や市役所の職員さん、保健士さん、心理士さん、保育士さんなど多岐にわたる職種の方々が参加されていました。
研修会のテーマは「感覚統合から見た『気になる行動』の理解と支援」。
講演では
「子供たちの気になる行動は、わざとしているのではなく本人が一番困っている」
「気になる行動は、感覚の過敏さや鈍感さが原因になっていることがよくある」
といった内容を、医学的な側面も含めて詳しく教えて下さいました。
座学だけではありません。
冨樫敏彦・顧問の公演は参加者が体験を通じて専門性を高める構成なので、グイグイ引き込まれました。
例えば、
「感覚に偏りのあるお子さんの困り感を実感する疑似体験」
「360度見渡せるVR画像で感覚過敏のお子さんの世界を覗く」
といった内容が盛り込まれており、2時間半の公演はあっという間に過ぎました。
講演を終えて…
講演後は、学んだ内容について4~5人ずつのグループで話し合いを持ちました。
「長い間、疑問に思っていたことがやっと分かりました。私の心の中でストンと落ちました。もっと教えていただきたいです」
「気になる行動と感覚の過敏さが、今日、初めて結びつきました」
「子どもができるようになる実際の映像を見て驚きました。すぐに実践したいです」
といった感想が聞かれました。
充実感と快い疲労感の中、トモデココの療育が県内各地に広がっていくワクワクを感じながら帰路につきました。