SOUから最新の情報を
お伝えします。
2023年に向けて、新プロジェクトスタートか!?
みなさんは「歯の健康」について、どれくらい考えていますか?
「地域の歯の健康」「院に通う人たち以外への歯科提案」を積極的に考えている大塚歯科(徳島市通町)の大塚由朗先生とお話しました。
実は大塚先生、県内に数人しかいない「スポーツデンティスト」の資格も持っています。
「Wカップの遠藤選手、話題になりましたよね。最近、母校の市立高校サッカー部の方たちとも、成長期のスポーツをする子どもたちの歯のケアについて話をしたんですよ。フィジカルスポーツなので、ケガを防ぐことも大切ですが、パフォーマンスを最大限に発揮するためにも、実は歯ってすごく重要な役割をしてるんですよ!」。
開院から130年以上(なんと、徳島で一番古い!)という歴史ある医院の先生だから、ちょっとクールな方を想像してたら、とっても情熱的な方です。
「歯科検診へ行きましょう」ではない提案を!
「外資系企業では、身体の健康診断と同じように、歯の健康診断も福利厚生のひとつとして、提案やサポートがあります。
例えば大手外資系企業では、歯ぐきの健康チェックをはじめとした、歯科予防プログラムを導入。
定期的に働く人が歯科のケアやメンテナンスを受けられる状態を、企業として作り出してるんです」。
大きな企業だからこそできる「歯科予防提案」ですが、大塚先生は、こうしたプログラムを導入する前段階が重要だと教えてくれました。
健診の推進よりも、「自らを考える機会」を増やす
「健康診断行ってください、と伝えてもなかなか行かない人っていますよね」と代表が現実問題を伝えると
「本人が『行かなくては!行きたい!』と思わないと行動にはならないから、それは、当然なんです」と大塚先生。
確かに、若いスタッフは特に、健康への危機意識がまだまだ低め・・・・。
「まずは『自分の歯っていまどういう状態なんだろう?』と疑問を持ってもらうこと。そこからです」。
自分の歯はいま何本ある?親知らずどうなってる?
「自分の口の中のことを、想像してもらう。そうすると『あれ?自分の歯のことなのに、自分は意外となにも知らないぞ』と気づくわけです。そうすれば、『もっと知りたい。知っておこう』と思う人は検診に行く。そしてその『自発的な行動』は、継続につながります。
福利厚生にデンタルケアを導入したり、総務や委員会の人たちが一生懸命『歯科検診行きましょう』と声をかけ続ける前に、『自ら健診に行こう!』と思ってもらえる心の土台をつくることが、実は重要なんです」
いま健康診断に行けてない人がいる状況にも納得です。
『歯医者さんは、怖いから行きたくない』という人は、どんなに周囲が勧めても行かない。
福利厚生のひとつとして歯科予防を明示しても『まぁ知らなくてもべつにいいや』という人は検診には行かない。
「当人の自発的な気持ち」がなければ、最初の一歩にはつながらない!
という大塚先生の話は、健康や歯以外の、研修や学び、スタートしたばかりの人材育成評価制度など「ほかのいろいろなこと」と、連鎖し、つながっていきます。
「『自発的な気持ちが大切』だからこそ、先ほど話した外資系企業さんでは『歯科検診に行きましょう』という提案だけでなく、『歯はどうして大切なのか』『あなたの歯はこれからどうなっていくか』といった、基礎的な知識を伝えることに重点を置いています。『社員のデンタルIQ』を上げるための仕組みこそ、第一歩として必要なんです」。
「デンタルIQが上がると、自然に、福利厚生のひとつである歯科予防を活用する社員さんが増えます。さらに、広い目で見ると、そこからご家族や周辺地域の方に、『歯って大切なんだ』という意識が広がっていきやすいですからね」。
社員のデンタルIQが、利用児童やそのご家族の健康にもつながっていく
療育の視点から考えると、子どもたちの成長とお口のケアの関連は大きいもの。
お子様や家族のために一生懸命頑張っている保護者の方にも、歯の大切さが届けられたら・・・
SOUは感覚統合のためのトレーニングや、全身運動をする機会も多いから、食いしばりやかみ合わせと身体の機能について知るところから「社員の関心」を広げていくのもいいかもしれない・・・
大塚先生のお話を聞いていると、できそうなこと、やってみたいことが浮かんできて、ワクワクが広がりました。
「もっと知りたい!やってみたい!」をたくさん持とう
いまいるところで、立ち止まるのではなく、常に前へ進んでいこう!Keep Going!
今年もバリューとともに、SOUの一年が終わろうとしています。
SOUでは、異業種の方や、同業種の方たちとも、枠を超えて交流したり、学びを得る場面をたくさんつくりたいと考えています。
なぜなら「学ぶ」ことは、変化のチャンスだから。
そしてなによりそれを「おもしろい!」と思ってくれるメンバーが集まってくれているから。
来年2023年も、企業として、チームとして、個人として、なにを「楽しめるか」を、たくさん計画していきましょう!
そしてぜひ、そんなSOUに巻き込まれてくださいねっ✨
では、みなさま、よいお年をお迎えください。