SOUから最新の情報を
お伝えします。
小さなことからはじめよう。「自分のいのちを守れるスタッフ」を増やす地域貢献
みなさんは「シェイクアウト訓練」ということばを聞いたことはありますか?
日本で、そして全世界で行われているシェイクアウト訓練。これは「地震に負けないわたしたち」をつくるための、世界的な取り組みです。
今年は昨年よりさらに多くの人が参加していることがshakeout.jpのホームページでも紹介されています。
徳島市では11月4日金曜日にシェイクアウト一斉訓練があり、SOUも企業登録・参加をしました。
※資料写真はshakeout.jpのパンフレットからお借りしています
アメリカ発祥のシェイクアウト訓練
シェイクアウト訓練とは、もともとアメリカで考案されて、世界的に呼びかけられた国際的な防災訓練です。
指定時間から1分間、いまいる場所で、いまいる人たちが全員同時に、「いのちを守る3つの安全行動をとる」というのが大きな目的です。
Drop=低く
Cover=頭を守り
Hold On=動かない
アメリカでは毎年10月の第三木曜日に設定・実施されて、参加できる人が「今いる場所」で訓練行動をとっています。
徳島市では今年、11月4日金曜日の午前9時30分に、「シェイクアウト訓練の日」が設定されました。
11月4日金曜日、9時30分、あなたはどこでなにをしていましたか?
訓練当日は、市内全域に同報無線及び防災ラジオから緊急地震速報の訓練放送が流れました。
地震が起きたと想定し
Drop=低く
Cover=頭を守り
Hold On=動かない
を行動します。
1分間、この行動をとったら訓練は終了です👌
どうですか?みなさんがふだん会社や学校、地域でしている「避難訓練」と比べると簡単だったのではないでしょうか。
でもこのシェイクアウト訓練、実は、会社や学校などいつも過ごしている場所だけでなく、コンビニ、スーパー、公園、友達の家など「そのときいる場所で行う」ことが重要なのです。
同時刻に大勢の人がその場で「シェイクアウト訓練」に参加することで、ほんとうに発災したときの動きの確認ができるのです。
シェイクアウトにプラスワンしてみよう!
シェイクアウト訓練は「3つの行動確認」ができればOKです!が、プラスワン一例としていくつかの取り組みがあります。
・避難訓練
・備蓄物資の確認
・初期消火
・児童引き渡し訓練
・避難所開設訓練
・業務継続計画(BCP)遂行訓練
・災害用伝言サービス体験
・洪水や土砂災害・津波などのハザードマップの確認
・最寄りの避難所・避難場所の確認
・その他
SOUでは、「最寄りの避難所・避難場所の確認」「洪水や土砂災害・津波などのハザードマップの確認」「児童引き渡し訓練」まで実施しました。
参加登録する理由
シェイクアウト訓練は、ただ実施するだけでなく「参加登録」という仕組みがあります。
「登録」というワンステップを加えることで、声を掛け合い参加者を増やしていくことにつながります。
SOUでは今回「企業」として、参加登録しました。
それは、いざというときに大切ないのちを守れるように行動できる人を、企業内に増やしていくことが地域貢献のひとつだと考えているからです。
災害時、どこにいるかは、スタッフひとり一人違います。
だれでも参加でき、かつ自助力を高められる「シェイクアウト訓練」は、それぞれが「今いる場所」で身を守るという簡単な安全行動の練習です。
「自助力のあるスタッフ」を増やすという取り組みで、地域防災に参加していけたらと考えています。