SOUから最新の情報を
お伝えします。
報酬改定に伴う社内研修を開催しました
「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定」では、たくさんの変更がありました。この法改正に伴い、事業所で使用している管理ソフト「HUG」も、アップデート。
日々の業務に関わってくるので、さっそく改定ポイントを共有する社内研修を実施しました。
管理ソフト「HUG」のアップデートで追加になったのは
(1) 個別支援計画の5領域の記載対応
(2) 個別支援計画書に利用予定時間と延長支援の必要性の記載対応
でした。
具体的な事例をもとに情報共有
勤務時間の短いパートさんや新しく入ったばかりの人達はもちろん、今回初めて改定を経験する若手スタッフも多く、「令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の概要(厚生労働省)」を読み解いたり、理解するのは至難の業!
重要点を抜き出した配布資料を見ても
「なかなか全部は頭に入らない」
「実際の業務で最も気を付けるべきはどこだろう」
と不安の声がありました。
そこで、「区分の変更、欠席対応加算の回数、延長対応等」など、ポイントを押さえた統括部長の解説を、実際のHUGの画面を見ながら確認。
ふだん使うこの操作で気を付けることは?
特記事項欄にどのようなことを書くと、監査に対応し、かつ、適切な資料になる?
少しでも不安がなくなるよう、実際の利用児童や働く人の情報を取り入れながら、「日々の業務ぇ今日から使える情報」を共有しました。
「重要な変更も多いし、資料だけでは分かりにくいところもたくさんあります。分からないことがでてきたら、一緒に勉強していきましょう」と統括部長の浅野先生。
この一言には、正しく書類整備することはもちろん、「どうしてこんな変化が求められているのか」に気付いてほしいという思いが込められていました。
こどもを「まんなか」にするための支援になっているか、みんなで考える
法改定は、「どうしていま、この支援が求められているのか」を考える機会でもあります。
〇「5領域」を全て含めた総合的な支援に求められているのは?
〇家族支援やケアニーズの高い児への支援の重要性ってなんだろう?
〇関係機関との連携の強化で目指すものは?
「支援の先にあるもの」を共有するためにも、正社員、パートに関係なく、役職やキャリアに関係なく、みんなで理解していくことが大切なのです。
「本人も家族も安心できる地域生活をつくっていくことが私たちのゴール」と再認識
今回の資料には「こどもまんなか こども家庭庁」と記されています。
「こどもをまんなかにする」。それは、家族や地域と一緒になって、子どもたちを真ん中にした輪をつくっていく、ということ。
スタッフの声から始まった「保護者会」は、家族支援への小さな一歩になりました。
「専門研修の継続」は、質の高い支援を実現するための基礎堅めにつながっています。
やりたいことはたくさんありますが、なかなか全部の実現は難しいものです。
それでも、少しずつ、前へ、前へ、、、。
そして「地域への支援を、もう少しだけ、来年度は広げていきたいな」と思うのでした。